苫小牧総合経済高校(宮津尚美校長)は22日、交通安全講習を校舎前で行った。3年生約150人が、市内新中野町のNDS中野自動車学校の指導員から、自動車の停止距離や死角などについて学んだ。
進路選択を控えた生徒たちが普通自動車免許を取得する前に、車の特性や危険性を理解する機会として毎年実施している。
車が停止するまでの距離を知るための実技実験では、同自動車学校の職員が時速40キロで運転。ブレーキを踏んでも止まるまでに17メートルの距離を走り、すぐには止まれないことを示した。シートベルトを未着用で乗車すると、急ブレーキを踏んだ時に体が前方に倒れる危険性があることも紹介した。
同自動車学校の指導員、谷平勇人さん(32)は、後部座席のシートベルトの着用率が4割以下にとどまっていることを指摘。「死亡事故のうち、シートベルトをしていれば助かったはずの事例が何件もある。必ず着用してほしい」と呼び掛けた。
自動車免許取得を検討している成田みのりさん(18)は「車は急に止まれないと改めて分かった。登下校中も車には気を付けたい」と意識を高めていた。
















