道内で新型コロナウイルスが再び感染拡大していることを重視し、道は26日、札幌市内で新型コロナウイルス感染症対策専門会議(委員長・三戸和昭北海道医師会常任理事)を開いた。医療提供体制の負荷の度合いが増していることなどを説明した事務局の道は、現在の「警戒ステージ1」から「ステージ2」へ引き上げることを「検討したい」と表明。27日以降、医師や大学教授らで構成する同会議の委員の意見を改めて聴取した上で、近く開く感染症対策本部会議(本部長・鈴木直道知事)で判断する姿勢だ。
道内では日別の新規感染者が22日以降、5日連続40人以上となるなど感染が急拡大している。
道は警戒ステージを1~5の5段階に設定しているが、現在は最も低い「ステージ1」。引き上げの判断材料として(1)病床全体(150床)(2)重症用病床(15床)(3)療養者数(増加)(4)PCR検査陽性率(増加)(5)新規感染者数(直近1週間で107人)(6)直近1週間と先週1週間の新規感染者数の比較(増加)(7)感染経路不明割合(50%)―の7指標を掲げ、「総合的に判断する」としている。
26日現在で直近1週間の新規感染者が295人に上るなど、(3)~(6)の4指標が基準を上回っているほか、(1)の病床数も150床と基準に達した。一方、(2)の重症用病床はまだ3床と余裕があり、(7)の感染経路不明割合も42・4%と基準を下回っている。
「ステージ1」では道民に「新北海道スタイルの実践・徹底など注意喚起」を中心とする対応を取っているが、「ステージ2」に引き上げた場合は▽体調が悪い場合の外出自粛▽3密を回避できない場所での会合自粛▽高齢者、基礎疾患がある人の感染防止の徹底▽テレワークの推進や出勤抑制―など、個々の行動変容に対する協力を要請することになる。
この日の専門会議は冒頭を除いて非公開で開催。終了後、記者団の取材に応じた道保健福祉部の担当者は、委員側からステージを引き上げる場合は「地域性も勘案して判断すべき」などの意見があったことを説明。「27日以降、委員から意見を頂き、対策本部会議で決定する」と述べた。
















