景況一部下げ止まり 7~9月期の道内中小企業

景況一部下げ止まり 7~9月期の道内中小企業

 日本政策金融公庫札幌支店は、7~9月期の道内中小企業動向調査結果を発表した。中規模企業(従業員20人以上)の業況判断DI(業績が『良い』と答えた企業の割合から『悪い』とした企業の割合を引いた値)は前期(4~6月期)に比べ6・4ポイント改善しマイナス40・1となった。ただ、来期(10~12月期)は1ポイント悪化し、マイナス41・1となる見通し。コロナ禍で景況は依然として厳しさが続いているが、下げ止まりの動きも見られる。

 業況判断DIは、製造業が前期比9・7ポイント改善しマイナス47・7。非製造業も5・3ポイント改善しマイナス36・8となった。

 売り上げDIも、前期に比べ2・6ポイント改善しマイナス46・7。純益率DIは3・3ポイント改善しマイナス37・0となった。

 当面の経営上の問題点では、「売り上げ・受注の停滞、減少」が58・8%で最も多い。これに「求人難」(17・5%)が続く。

 一方、小規模企業(従業員20人未満)の今期の業況判断DIは、前期比14ポイント改善しマイナス60・5に。ただ、来期は8・5ポイント悪化してマイナス69・0となる見通しだ。

 調査は同公庫の取引先の中規模企業483社、小規模企業461社を対象に9月中旬に実施。中規模企業は247社(回答率51・1%)、小規模企業は339社(同73・5%)から回答を得た。

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