学校給食作文コンクール(7) 「一つの楽しみ」 苫小牧東中3年 渡辺華珠さん

学校給食作文コンクール(7) 「一つの楽しみ」 苫小牧東中3年 渡辺華珠さん

 「おなかすいた」

 朝ご飯をしっかり食べたはずなのに、いつも授業中に思うのです。つい、おなかがなってしまうこともあります。そして、学校での「一つの楽しみ」、給食の時間になります。

 給食を毎朝チェックしているのですが、自分の好きなうどん、タルトなどが出ると、とてもわくわくするのです。自分の苦手なものが出る日は、がんばって食べようと心の準備をしています。私がこんなふうに給食を楽しみになったのは、中学校に入学してからでした。

 小学生のときは、食べることよりも昼休みにみんなと遊ぶことの方を一番に考えていました。そのため、給食はいつも残して、好きなものしか食べませんでした。授業時間が短いということもあり、おなかがあまりすかなかったのかもしれません。でも、大好きなスイーツやおかずをかけて、じゃんけんで勝負するのが楽しかったです。給食を作ってくれている方々が、その表情を見ることができないのは残念ですが、みんないい笑顔をしているのです。いつか給食を作っている方々にも、その笑顔が伝わればいいなと思います。

 私は中学生になって、改めて給食の大切さを感じました。まず、どこで生産されたものなのか、どのくらいのカロリーなのかが、しっかりと記入されているということです。中学校では授業時間が増え、とてもおなかがすきます。また、カロリーが記入されていることによって、一日に必要なエネルギーを取り入れることができるし、少し体が気になり始めても、自分で意識することができるのです。

 今年は、新型コロナウイルスの影響で学校が休校になり、給食も食べられませんでした。材料があり余って大変だったと思います。私も朝と昼を一緒にして食べることもあり、給食が少し恋しくなりました。こうして長く学校に行っていないと、授業の大切さ、友達と会うことの楽しみ、給食のおいしさを改めて必要と感じるいい機会だったとも思いました。

 苫小牧では、ホッキを使ったホッキカレーが出されますが、他にもその地域のものが出るようで、月に1回別の市や県の料理を出すのもおもしろいと思います。また、日本以外の国の料理を出しても、ミニ旅行に行けた気がして、生徒の給食への興味がわくことでしょう。

 最後に、いつも給食を作っていただきありがとうございます。9年間、給食を食べ続けてきて、その大切さを感じました。今まで残していたことが、本当に申し訳ないと思っています。

 高校生になったらこの給食を食べられないのかと、少し悲しくなりますが、卒業後もしっかりバランス良く栄養をとり、偏りのない食生活をしていこうと思います。

(おわり)

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