会長辞任、理事長を解職 事業運営 めぐり対立 代表理事に小田氏 千歳観光連盟

会長辞任、理事長を解職 事業運営 めぐり対立 代表理事に小田氏 千歳観光連盟

 一般社団法人千歳観光連盟は28日、臨時理事会を開き、会長の勝俣克廣氏と理事長の榊原潤氏が共に代表理事を退任し、新たな代表理事兼専務理事に小田賢一業務執行理事兼常務理事が就き、その後任に小林弘幸理事事務局長が就任した。退任の勝俣、榊原両氏は理事として残る。同連盟の役員の任期は2021年6月までで、いずれも任期途中の退任となった。

 臨時理事会には理事6人が出席。9月28日に辞職した常務理事の常勤顧問就任を決めた後、榊原氏の解職動議が提案され、賛成多数で可決。席上、勝俣氏の解職動議も提案されたが、勝俣氏は混乱の責任を取る形で自ら代表理事を辞した。

 勝俣、榊原の両氏は2019年6月に8期16年会長を務めた滝沢順久氏の退任に伴って代表理事に就任。勝俣氏は非常勤の会長、榊原氏は新設の常勤理事長として観光連盟をけん引した。

 関係者によると、観光連盟では現体制の事業運営方針などをめぐる不信感から新体制になって以降、一部会員の脱退が続いた。「連盟の在り方をもう一度考え直す必要がある」と危機感を持った理事らが内部協議を進めていたが、意見が対立して改善のめどが立たず今回の代表理事交代劇となった。

 観光連盟は、今年6月まで新千歳空港駐車場の一部を事業運営していたが、国の道内7空港の一括民営化に伴い、北海道エアポート(HAP)に事業譲渡。新たな事業収入源として千歳市流通3に駐車場事業や手ぶらキャンプをはじめとするアウトドアレンタル、レンタカー事業などを展開している。会員は10月1日現在、法人・個人を含め190。

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