札幌法務局と札幌人権擁護委員連合会は28日、白老町のウポポイで人権啓発イベントを開いた。
イベントには法務局や苫小牧市、白老町の人権擁護委員ら15人が参加。ウポポイ内にブースを構え、アイヌ、女性、子供、高齢者、障害者、外国人などの人権について解説したパネル17枚を展示した。
また、法務省の人権イメージキャラクター「人KENまもる君・あゆみちゃん」と、ウポポイのキャラクター「トゥレッポん」の着ぐるみが来場者に人権擁護の大切さを呼び掛けた。
インターネットの投稿サイトで、アイヌ民族への誹謗(ひぼう)中傷的な書き込みもある中、ブースには「アイヌの人々に対する偏見や差別をなくそう」と記した横断幕を掲示。「ヘイトスピーチ(特定の民族などに対する差別的言動)は許さない」とアピールしたチラシも掲げ、人権を尊重し合う必要性を訴えた。


















