転業意向16% 10月の道内企業 ― 東京商工リサーチ道支社 中小企業8%が廃業検討 コロナ禍

転業意向16% 10月の道内企業 ― 東京商工リサーチ道支社 中小企業8%が廃業検討 コロナ禍

 東京商工リサーチ北海道支社は、新型コロナウイルスに関する10月の道内企業アンケート結果を発表した。収束が長引いた場合、「廃業」を検討するとした企業は8%に。コロナ禍をきっかけとした「業種・業態の転換」に関しては16%が「意向あり」と回答した。

 廃業検討率は、大企業が3・6%で、中小企業は8・5%。前回調査(9月)に比べ大企業は3・6ポイント、中小企業は0・7ポイント増えた。

 廃業を検討する時期に関しては、4割が「1年以内」と回答。「1年以上」が6割だった。

 転業の意向の内容は、「部分的な転換を考えている」(15・5%)が大半で、「大幅な転換を考えている」は0・5%。「意向あり」は中小企業(17%)と大企業(7・3%)で9・7ポイントの差がついた。

 コロナ禍の副業に関しては、「コロナ後に副業が可能になった」は1・1%にとどまり、「コロナ前も後も副業不可」は69・9%。「コロナ前から現在も副業が可」は28・5%だった。

 コロナ後に副業が可能になった企業の理由(複数回答)では、「本業での収入減が予想されるため」(66・7%)が最多だった。

 コロナ禍の最低賃金の引き上げに関しては、「賛成」が38・4%で、「反対」は29・5%。中小企業では3割強(31・8%)が「反対」と回答。反対の理由(複数回答)では「企業損益の悪化につながる」(82・9%)が最も多かった。

 企業からは「長期的な支援策を提示していただきたい。未来が見えなければ事業継続の判断も難しい」(情報通信業)、「持続化給付金の継続的な支給を望む(2022年くらいまで)」(サービス業)などの意見が寄せられている。

 調査は10月5~12日に、道内企業を対象にインターネットで実施。652社が回答した。

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