生産馬が競り市で高い評価を受けた、新ひだか町静内田原の静内農業高校(佐藤裕二校長)がこのほど、新ひだか町特別賞を受賞した。
8月25日に町内で開催された競走馬の1歳馬競り市「サマーセール」で、同校生産の牡馬「健叶(けんと)」がこれまでの同校生産馬で最高の2750万円(税込み)で売却された。
この快挙とこれまでの育成やさまざまな取り組みを行ってきた業績をたたえ、同町は特別賞を新たに創設し、同校に贈ることにした。
同校で行われた贈呈式には、馬コース授業担当の小林忍教諭と生産科学科の南部彩乃さん、田村風花さん、佐藤京雅さん、小野浩輔さん、藤川莉央さん、伊藤奨悟さんの6人が出席し、大野克之町長から盾と記念品が授与された。
南部さんは「こういう形で皆さんに認めていただけたことが、とてもうれしいです」と話し、大野町長は「牧場が生産しても高値の評価は難しい。これからのステップアップにつなげて」と称賛した。

















