有効求人倍率0・95倍 9月の雇用失業情勢 9カ月連続で前年下回る 道労働局

有効求人倍率0・95倍 9月の雇用失業情勢 9カ月連続で前年下回る 道労働局

 北海道労働局は30日、道内の9月の雇用失業情勢を発表した。求職者1人当たりの求人数の割合を示す有効求人倍率は前年同月比0・31ポイント減の0・95倍(原数値)となり、9カ月連続で前年を下回った。コロナ禍で、企業の求人は引き続き低迷している。

 9月の新規求人数は前年同月比13・9%減の2万8272人となり、9カ月連続で減少。主要8産業では、医療・福祉、卸売・小売、宿泊・飲食サービス、サービス、製造、運輸・郵便の6産業で減少し、建設と情報通信の2産業で増加した。特に宿泊業は50・9%減とほぼ半減。小売業も39%減少している。月間有効求人数も前年同月比19・1%減の7万7068人となり、11カ月連続で減少した。

 一方、9月の新規求職申し込み件数は前年同月比6・6%減の1万4733人で、3カ月連続で減少。月間有効求職者数は7・6%増の8万1439人となり、3カ月連続で増加した。

 道内で新型コロナウイルスの影響による解雇や雇い止めは23日現在で2501人(見込みを含む)。従業員に支払う休業手当の一部を国が助成する「雇用調整助成金」などの支給件数は、29日現在で5万1725件に上っている。

 労働局では基調判断で「道内の雇用情勢は求人が引き続き減少しており、求職者の増加もあいまって弱さが見られる」と分析。感染症が雇用に与える影響に「より一層注意する必要がある」と指摘している。

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