間もなく冬将軍到来―。苫小牧市内のカー用品店やガソリンスタンド各店では、本格的な冷え込みを前に車のタイヤ交換依頼が増えている。専門店などでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、来店客が混み合わないようインターネットやスマホアプリの予約を取り入れるなど、各店で工夫しながら作業を進めている。
オートバックス苫小牧店(柳町)は先週から予約が徐々に増加。若干の空きはあるものの来週以降の予約も埋まりつつあるという。店内では車両を持ち上げるジャッキや、ホイールレンチなどの交換工具も昨年の1・5倍ほどの売れ行きといい、下村薫店長は「コロナ禍で自宅にいる時間が増えていることも一因ではないか」とみる。
タイヤ館苫小牧店(三光町)はすでに平日が来月13日まで、土日は同22日まで予約がいっぱい。佐藤稔彦店長は「昨年よりも少し遅い印象。自分で交換する人が増えたようで持ち込みは減っている」と話す。
30日にタイヤ交換に訪れた市内大成町の70代男性は、混雑を避けようと早めの交換に訪れたといい「これで雪が降っても安心」と笑顔を見せた。
カー用品店などでは従来のインターネットのほか、スマホアプリの予約システムを採用するところも多い。日時や車種を登録すると、店舗で効率的な作業ができるといい、待ち時間の解消による感染予防にもつながっている。
コスモ石油販売北海道カンパニーのセルフステーション若草(若草町)では毎年、初雪が降ると予約が殺到するという。近藤典央店長は「まだ十分な空きがあるが、余裕をもって早めの予約をしてほしい。自分で交換する場合は事故防止のため、平たんな場所で作業し、タイヤの空気圧確認も忘れずに」と呼び掛ける。
セルフ交換が増えていることについて、ボデーショップカドワキ(錦岡)の門脇貞男代表は「年に3~4台ほどタイヤが外れたとか、異音がするなどの相談が入る。整備工場などプロに任せることも事故防止のポイント」と話している。
















