一番いい音響かせたい 鵡川高吹奏楽部3年連続日本管楽合奏コン出場 21日公開 今年はネット動画で

一番いい音響かせたい 鵡川高吹奏楽部3年連続日本管楽合奏コン出場 21日公開 今年はネット動画で
日本管楽合奏コンテストに3年連続で出場する鵡川高吹奏楽部

 CDによる審査を通過し、3年連続の全国切符を獲得した。目標にしていた今夏のコンクールが感染症の影響で中止となり、悔しい思いをしてきた部員たちだったが、舞い込んできた吉報に「今までの2回よりもレベルの高い演奏をつくり上げたい」と士気が高まる。

 今年の全国大会は感染症対策のため、7~22日の期間で随時配信する形式で行う。鵡川高が出場する高校S部門は18校が名を連ね、21日に公開される。また今回は動画審査のため、視聴者による観客投票最多賞も設けている。

 鈴木部長は「例え賞が取れなくても、今までで一番レベルの高い演奏をして、部員と先生の9人で聴く人の心に残る音楽を響かせたい」と目を輝かせ、顧問の青野貴文教諭(32)は「練習熱心でこつこつとやる子たち。特に3年生は1年生の時に胆振東部地震があって、今はコロナで大変苦しい思いをしてきた。せっかく機会を頂いたので、8人の思い出に残る大会になれば」と期待を込める。

 動画を視聴する場合、チケットぴあで部門ごとに1枚1000円で販売している視聴券が必要となる。

 むかわ町の鵡川高校吹奏楽部が、今月随時開催される公益財団法人日本音楽教育文化振興会主催の日本管楽合奏コンテスト・高校S部門(3~15人編成)に出場する。新型コロナウイルス感染拡大の影響でコンクールやイベントの中止が相次いだ中、巡ってきた出場の機会。今回はインターネット動画での出演となるが、部長の鈴木楓香さん(17)=3年=は「最後のチャンスという強い気持ちで臨む」と意気込みを語る。

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