日高南部森林管理署(梶岡雅人署長)と新冠町は10月29日、連携協力して効率的な森林施業の実施に取り組む「新冠地域森林整備推進協定」を締結した。
新冠地域の森林・林業の再生に向け、森林の多面的機能を高度に発揮し、資源の循環利用を図るため、連携して森林の団地化を推進し、合理的な道路網整備や効率的な森林施業の実施に取り組む。
この日は、梶岡署長と森林技術指導官らが新冠町役場を訪れ、町の島田和義産業課長と野上啓行林務係長が見守る中、鳴海修司町長が協定書に署名した。
対象となる国有林は1585ヘクタール、町有林は1152ヘクタールで、協定の締結期間は2025年3月31日まで。協定者の協議によりさらに5年間延長できる。町は、森林整備を推進する実施計画書を策定する。
鳴海町長は「国と町が連携協力して、効率的な森林施業ができることは大変ありがたい」と話していた。

















