2020年度苫小牧市文化奨励賞の授与式が4日、苫小牧市第2庁舎の市教育委員会教育長室で行われ、幅広い世代に対して日本舞踊の普及に注力してきた日本舞踊坂東流師範の坂東登喜春(本名・松﨑春實)さん(77)=大町=に表彰状と盾が贈られた。
坂東さんは1968年に市内で日本舞踊教室を開設。発表会や国際交流などを通して日本舞踊を苫小牧に根付かせるため尽力してきた。
2006年からは文化庁の伝統文化親子教室事業の委嘱を受け、未就学児から高校生まで次世代を担う若い世代にも日本舞踊を指導。伝統文化の継承と振興、発展に寄与してきたことなどが受賞につながった。
表彰状を手渡した五十嵐充教育長は「子どもたちに伝統文化を伝えることはとても大切。長年取り組まれてきたことに敬意を表します」と述べた。
母親の影響で物心がついた頃から日本舞踊に取り組んできた坂東さんは、その魅力について「役によって、男性にも女性にも、お姫様にもお侍にも成り切れる点」と語り、表彰状を手に「日本舞踊の関係者の皆さんにも喜んでもらえるのでは」とほほ笑んだ。
















