道発注の土木工事をめぐる官製談合事件で、道警は4日、官製談合防止法違反などの容疑で、道農政部農地整備課主任の山田修容疑者(36)=札幌市東区北=を新たに逮捕した。
また、建設会社社員谷口修容疑者(55)=苫小牧市桜坂町=を公契約関係競売入札妨害容疑で、無職小田知明容疑者(65)=苫小牧市柏木町=を談合容疑で逮捕した。道警は3人の認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は、山田容疑者が胆振総合振興局(室蘭市)農村振興課農地整備係の主任だった2018年に同局が発注した農業土木工事の一般競争入札で、谷口容疑者に工事価格を漏らした疑い。小田容疑者は当時、谷口容疑者と同じ会社で働いていた。
道警は9月、16年に道が発注した農業土木工事で業者に入札情報を漏らしたとして、同局に勤務していた佐藤清志被告(46)=官製談合防止法違反罪で起訴=を逮捕した。道警によると、山田容疑者と佐藤被告は同局で、同時期に同じ課で勤務していたことがあったという。
鈴木知事「極めて遺憾」
官製談合防止法違反容疑で道農地整備課主任が道警に逮捕されたことを受け、鈴木直道知事は4日、「極めて遺憾であり、改めておわびする」とコメントを出した。
知事は「9月29日にも職員が官製談合防止法違容疑で逮捕されており、再びこうした事態が発生し、道民の信頼を著しく損ねる事態となった」と陳謝。今後は「綱紀の粛正について、さらなる徹底を図る」としている。
















