「ここからが勝負」 プロ野球ドラフト 西武から4位指名 若林選手が白老に帰郷

「ここからが勝負」 プロ野球ドラフト 西武から4位指名  若林選手が白老に帰郷
祝意を表す横断幕の前で(右から)戸田町長、若林選手、父の尚道さん、母の美由紀さん=6日、白老町役場

 プロ野球ドラフト会議で埼玉西武ライオンズから4位指名を受けた白老町出身の若林楽人外野手(22)=駒沢大4年=が6日、白老町役場を訪れ、戸田安彦町長にあいさつした。近づくプロ入りに向けて若林選手は「少しでもいい報告を持ち帰ることができるように結果を出したい」と意気込みを語った。

 若林選手は東都大学秋季リーグを終えて5日に白老町に帰郷。この日の朝には、先祖が眠り、父の尚道さんが副住職を務める眞證寺=本町=で墓前に報告の後、役場へ赴き、横断幕を掲げて待っていた職員に出迎えられた。

 戸田町長と対面した若林選手は「ユニホームに袖を通すまでは実感が湧かない」としながらも、「ここからが勝負だと思っているので、小さな積み重ねを大事にしながら頑張っていきたいです」と話していた。

 うれしい報告を受けた戸田町長は「白老町としても応援していきたい。厳しい練習もあると思うが、好きな野球に打ち込んで」と激励した。

 表敬訪問には両親も同行した。父の尚道さん(53)は「やるからには『西武といえば若林』と言われるくらいの選手になって」と期待する。母の美由紀さん(51)も「頑張ってきた姿を見てきたので、いい時も悪い時も見守っていきたい」と語った。

 若林選手は町役場の訪問後、母校の駒大苫小牧高や苫小牧市役所も訪れ、恩師や岩倉博文市長らにあいさつした。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る