苫小牧要約筆記通訳サークル「つたえーる」は10日、苫小牧市民活動センターで要約筆記入門講座を開講した。来月1日まで全4回実施し、受講者は要約筆記の基礎的な知識や技術を身に付けていく。
初回は王子総合病院の元看護部長、松谷マサ子さんが講師を務め「耳のしくみ」をテーマに講話した。「空気の振動が音になり、その音を脳が認識して意味のある『音』になる」と聞く仕組みについて説明。その上で「難聴は聞く仕組みが壊れた状態」とし、両手で耳をふさいだように聞こえる伝音性難聴や、音が小さくゆがんで聞こえるなどの症状がある内耳性難聴について解説した。
ボランティア活動に関心を持つ人や加齢で親の耳が遠くなったことなどを理由に受講を申し込んだ5人は、熱心にメモを取り、不明な点は質問するなど、積極的に学びを深めていた。
同サークルの朝倉壽子代表は、聴覚に障害がある人に話し掛けた内容を、通訳者が短くまとめて文字で伝える要約筆記について「講座を通して知ってほしい」とあいさつで話していた。
















