平和の鐘のモニュメント設置を目指す苫小牧の市民団体、ぴーすぷろじぇくと苫小牧(榎戸克美・石塚茂子共同代表)が呼び掛けていた「平和の鐘プロジェクト」鐘のデザイン案の募集に対し、約100人の市民から提案が集まっている。ハクチョウやハスカップなど苫小牧らしいデザインや、世界平和を願うメッセージなど内容は多彩。同団体は年明けにも実行委員会を立ち上げ、内容をまとめた上で市などに要望活動を行う方針だ。
同団体は平和な社会の実現を目的とした市民団代。戦後75年の節目に当たる今年、同プロジェクトを立ち上げた。非核平和都市条例を持つ自治体のシンボルという位置付けで、平和への願いを込めて誰もが鳴らすことのできる鐘の設置を目指している。
多くの市民が立場を問わず参加できるまちぐるみのプロジェクトを狙いに、8~10月にデザイン案を広く募集。市主催の原爆パネル展会場や公共施設に応募箱を置いて呼び掛けたところ、未就学児や戦争経験者など幅広い世代の約100人がアイデアを提供した。
その中には平和の象徴であるハトやオリーブの葉をはじめ、苫小牧らしさを感じるハスカップや公式キャラクターの「とまチョップ」、多くの人の手が地球を支えるイラストもあった。
長崎の原爆を目撃したという戦争経験者からは「もう戦争はしないという憲法ができてホッとしたのだったが…」と平和の思いが寄せられたほか、「ハクチョウが見守るとまこまい 平和を祈り奏でよう(中略)ここから始めよう世界の平和を」など詩的な文章も提案されたという。
石塚代表は「平和について真剣に考え、大切な時間を使ってアイデアを寄せてくれた皆さんに深く感謝したい」と話し、「若い人からもたくさんの応募もあり、とても心強く感じた」と率直な思いを語る。
同団体では市民らから集まったアイデアをまとめ、年内にも実行委員会準備会を立ち上げ、年明けには初回の実行委を開く予定。市への要望書や市議会に陳情書を提出して実現に向けた協力を呼び掛ける方針だ。
同プロジェクトに関する問い合わせは石塚さん 電話0144(34)0360。
















