外食店などを展開するフジタコーポレーション(苫小牧市若草町、遠藤大輔社長)は、運営する中華料理店暖中苫小牧店で、セルフオーダーシステムを初めて導入した。来店客がスマートフォンを使って注文できる仕組み。新型コロナウイルス禍で他者との接触を気にする人が増える中、従業員との接触を可能な限り避けて、飲食を楽しめるようにした。同システムを導入する店舗は市内では珍しい。
同店では、55種類の料理を味わえるディナーバイキングでもビュッフェスタイルを取らず、来店客が注文後、出来たての料理を提供するスタイルを基本としてきた。従業員が客席まで移動して注文を聞いているが業務の効率化やコロナ対策強化へ、USEN(東京)が提供するシステム「UレジMobile Order」の導入を決めた。
来店客は、提示されたQRコードをスマートフォンで読み取り、オンライン上の写真付きメニューの中から料理、飲み物を注文できる。システムは、10月20日から稼働している。
導入に際して機材の設置、設定やタブレット端末購入などのコストが掛かったが、コロナ禍でバイキング利用者の大半がセルフオーダーシステムを希望しているという。要望があれば、従業員がこれまで通り客席でも注文を受け付ける。
店と客の双方にメリットがあり、今後、他の飲食店での導入も視野に入れる。同店の林光一店長は「コロナの感染拡大が続く中、人との接触機会を極力減らすことができる。お得な(飲食)プランを用意しているので、多くの方に来店してほしい」と話した。
















