白老町は19日、役場本庁舎に勤務する男性職員1人が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにし、全職員に健康管理と感染予防の徹底を求めた。
町によると、男性職員は17日、発熱症状が出たため仕事を休み、医療機関を受診してPCR検査を受けた。18日に陽性が判明したことから、自宅で療養。現在、関係機関が入院などについて調整している。男性職員は窓口業務に関わっておらず、症状は軽症という。
濃厚接触者の職場職員3人については、いずれも18日から30日まで自宅待機とした。苫小牧保健所が感染経路などを調べている。
陽性の情報を得て町は18日夜、保健所の指導で男性職員の事務室を消毒。庁舎内の各課は改めて感染防止対策の徹底を図った上で、通常業務を続けている。町は「全職員に対し健康管理、健康観察について通知した。引き続き、勤務時間内外を問わず、感染防止に努めたい」としている。

















