厚真町内でグループホームえがおの家を運営するNPO法人「ゆうあいネットあつま」が、町内京町に建設しているサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の整備が着々と進んでいる。順調にいけば工事は来年3月中旬に完了。同月下旬にも入居可能となる予定だ。これに伴い、同法人では入居を希望する人向けに仮予約の受け付けを開始した。
建設中のサ高住は木造2階建てで、単身者向け(一部2人の入居可能)に20室を用意。全館バリアフリー構造となっており、1階と2階に浴室があるほか、食堂、ランドリー、談話コーナー、多目的トイレなどを設置する。建設費を含む総事業費は2億1500万円で、このうち3分の2に当たる1億3000万円を町が補助している。
入居費用は、Aタイプ(18室)が家賃、生活支援費、共益費、3食合わせて1カ月当たり10万7100円。Bタイプ(2室)は、1人で入居する場合が同12万8100円、2人で入居する場合は同17万7400円。対象は、60歳以上の自立または要支援者で、重度の認知症状のない人―など。町内外は問わないという。
仮予約の受け付けは12月18日まで。問い合わせは、同法人事務局=グループホームえがおの家内= 電話0145(29)7222。新型コロナウイルス感染症防止のため、受け付け時、えがおの家には入館できない。

















