日高信用金庫(本店・浦河町)はこのほど、同信金のアポイ岳ユネスコ世界ジオパーク定期預金による第5回の寄付として、様似町へ10万円を寄付した。
様似町と日高信金は2016年、地域経済の活性化を目的に包括連携協定を締結している。アポイ岳ユネスコ世界ジオパーク関連のほか、両者が相互に連携・協力しながら、町の振興と発展につなげるのが目的。
包括連携の第1弾として、同信金は年0.125%の特別金利(預入5年間)で、預金残高の0.01%相当を拠出し町に寄付する個人向け「アポイ岳ユネスコ世界ジオパーク応援定期預金キャンペーン」を実施。同年から毎年、町に10万円を寄付してきた。
同信金の原口広常勤理事と山田一也様似支店長が様似町役場を訪れ、木下行宏副町長に目録を手渡した。木下副町長は「これまでアポイ岳の自然保護や自治会活動などに広く活用していて、毎年の寄付はとてもありがたい」と感謝。原口常勤理事は「定期預金による寄付は今回で終わるが、別の方法で続けたい」と話していた。
日高信金は様似町と合同で、札幌市内の町PRイベントへの参加や、支店職員による町内清掃なども実施している。

















