苫小牧市見山町の岡部鈴子さん(84)方で、季節外れのささげが成長を続け、実を付けている。
ささげは今春、庭の畑に植え、順調に成長して7月末から8月にかけて収穫。ジャガイモと一緒に煮るなどして味わっていた。9月に入って赤色斑点病にかかり、枯れたと思っていたが、10月ごろ、近くに植えたホウレンソウの隙間から4本だけ伸びているのを発見した。
岡部さんは「まさか」と目を疑ったが、近づく冬を前に霜がついてはいけないと支柱を立てた鉢植えに移し替え、自宅内で育て始めた。周囲からは「育つのは難しいよ」と言われたが、ささげはすくすくと2メートルほどにまで成長。立派な実を数十個付けた姿に「花も咲いたし実もできた。かわいく感じる」と目を細める。
岡部さんは「暗い話も多い世の中、少しでも明るい気持ちになってもらえたらうれしいね」とほほ笑んだ。
















