携帯用トイレットペーパーを開発、レジャーや衛生対策 ―苫小牧の東京紙工北海道工場

携帯用トイレットペーパーを開発、レジャーや衛生対策
―苫小牧の東京紙工北海道工場
コンパクトで持ち運びしやすい「ノンノ」

 レジスター用ロール紙などを手掛ける東京紙工北海道工場(苫小牧市柳町、本社埼玉県和光市)が、バッグにも入るコンパクトな携帯用トイレットペーパー「ノンノ」を製造・発売した。コロナ禍による屋外レジャー人気や衛生意識の高まりに応える商品で、市内外での販路拡大を目指す。

 「ノンノ」は幅11・5センチ、長さ13メートルのロール3本入り。1本の直径は3センチほどで、分量はポケットティッシュ3パック分。リュックやバッグのわずかなスペースに入れて持ち運ぶことができ、ロールをカットする紙製ホルダーも付いている。水に解けるため、使用後はトイレに流せる。

 同工場では、小売店などで用いるレシート用のロール紙を中心に製造。紙を巻く技術を応用した新商品の開発を2017年から検討してきた。屋外で密にならずに楽しめるアウトドアブームに加え、公衆トイレのペーパーの使用を気にする人も増えていることから、登山、釣り、ペットの散歩、防災、旅行など幅広い用途に適し、携帯できる商品を考案した。

 同工場生産部の尾崎秀行主任(46)は「女性社員の意見も聞き、持ち運びに便利なサイズを工夫した」と振り返る。アイヌ語で「花」を意味する「ノンノ」のネーミングは男性社員のアイデアだという。

 パッケージの色はピンクとベージュの2種類。市内では現在、植苗の道の駅ウトナイ湖で税込み380円で販売している。今後は市内外のドラッグストアやスーパーにも販路を広げたい考えだ。

 同社の綾秀樹北海道営業部長(52)は「ダブル(2枚重ね)や動物のキャラクターをあしらった商品も検討したい」などと話している。

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