白老町議会の定例会11月会議が11月30日に開かれ、2020年度一般会計補正予算案など議案5件を原案通り可決した。
補正予算は、人事院による国家公務員の給与改定勧告に伴い、町の職員や理事者、議員の12月期末手当を0・05月分引き下げることから、一般会計を減額補正。今年度予算総額を369万円減額し、133億1118万9000円とした。
行政報告で戸田安彦町長は、消防幹部職員による部下へのパワー・ハラスメントで消防長ら3人を懲戒処分とした問題を取り上げ、「町民の皆さまの信頼を損なう事態となり、おわびしたい。ハラスメント撲滅への対策強化を図りたい」と陳謝した。
この他、定例会では、虎杖浜町内会連合会と竹浦地区町内会連合会による「元気号路線延伸」の陳情書を町議会総務文教常任委員会に付託した。陳情書では、地域住民の利便性を考慮し、町が運行する地域循環バス元気号の路線を登別市内へ延伸するよう求めている。

















