白老手打ちそばの会(宮武美智子会長、会員20人)は4日、白老コミュニティーセンター調理室で例会を開いた。参加した会員は、大みそかの年越しそばを自ら打つため練習に励んだ。
師走の例会には、11人がエプロン姿で参加。そば粉をこね、棒で生地を延ばし、専用の包丁で麺に仕上げるなど、一連の手順で手打ちそば作りを練習。ベテラン会員の指導を受けて水加減や力加減のこつも学んだ。
会員の男性は「年越しそばを自分で打って、家族と大みそかを過ごしたい」と言い、水を加えたそば粉を懸命に練った。
宮武会長は「そば打ちはとてもデリケートな作業。奥深さの魅力を広く伝えたい」と話し、19日に白老コミセンで一般町民対象の「年越し手打ちそば教室」を企画している。
教室の定員は7人で、時間は午前9時半から正午。参加費は1200円(材料費など)。参加希望者は15日までに同会の高田さん 電話0144(82)5639へ。
同会は2018年11月に発足。毎月の例会のほか、福祉施設でそば打ち体験教室を開くなどボランティア活動も続けている。

















