ボランティア活動を「したい」「してほしい」という希望のマッチングをしている苫小牧市ボランティアセンターへの相談件数が減少している。2019年度は232件に上ったが、今年度は4月から9月末の半年間でわずか41件。新型コロナウイルスの影響で、同センターは「受け入れ側に3密(密閉、密集、密接)回避などの対策が必要になり、ボランティアをしてほしいという希望が減ったためでは」と分析している。
同センターは、市内での個人や団体のボランティア活動について、する側と望む側の相談に応じたり、活動環境の支援をしているボランティアの拠点。
今年は感染症の拡大に伴い、3月にボランティア登録者に対する活動自粛を呼び掛けた。流行が緩やかになった6月以降は感染防止策を講じながら、ボランティア活動の支援など各種事業を段階的に再開した。
同センターにボランティア登録をしている個人、団体は295人、80団体(9月現在)。活動内容はさまざまで、在宅ボランティアは話し相手や囲碁将棋などの趣味の相手、散歩などの外出援助。高齢者施設が手掛けるデイサービスなどでもよく活動するが、現在は感染防止のため入館制限をしている施設が多く、活動は一部にとどまる。
10月以降は胆振管内でも感染者が増えており、同センターは「活動に伺えない施設の様子などは気掛かりだが、今はできる活動が限られている」と話す。今後について「できることを検討し、受け入れ先の状況を見ながら支援をしていきたい」と語っている。
















