丸駒温泉旅館(千歳市幌美内)は、浴場の混雑状況をスマートフォンで確認できるサービスを開始した。宿泊者が対象で、新型コロナウイルス感染拡大防止のため人との接触を避けるニーズに配慮した。
同旅館は館内の大浴場のほか、支笏湖に面して景色を一望できる天然露天風呂が人気。だが最近は、入浴しようと浴場に行っても混雑を気にして部屋に戻る人もいることから、情報発信を開始した。
サービスは、東京電力関連のテプコシステムズ(東京)が開発。男女各浴場の脱衣所の入り口にセンサーを設け、入浴者数をカウントする。宿泊者は客室の館内案内表に掲載したQRコードをスマホで読み込むことで画面が表示され、混雑状況を確認できる。
20人以下なら「余裕があります」、21~40人なら「混み合っております」、41人以上は「お待ちください」と表示される。利用状況をみて、日帰り入浴客にも対象を拡大したい考えだ。
同旅館は館内の換気を徹底し、利用者に手指消毒を求めることはもちろん、ビュッフェ方式だった朝食を小皿や小鉢によそった料理に変えた。受け付けカウンター前には、体温測定やマスク着用の有無を確認できる機器も導入した。佐々木義朗社長は「お客さまにも協力をお願いし、感染拡大防止に万全の態勢を取る」と話している。
















