冬を迎え、ストーブなど暖房器具の使用機会が増えているが、苫小牧市消防本部は新型コロナウイルスの感染対策で使用する消毒用アルコールについて「火気の近くで使ったり、保管していたりすると火災を招く恐れがある」などと注意を呼び掛けている。
消毒用アルコールは常温で可燃性の蒸気を発生させ、火気に近づけると引火しやすい。可燃性の蒸気は空気より重く、低い場所に滞留する性質があるため、詰め替えの際は十分な換気が欠かせないという。
同本部予防室は、消毒用アルコールを使用する以外に、詰め替え作業を行う時は火元や熱源から離れるようアドバイス。カセット式のコンロやポータブルストーブの取り扱いでも「洗濯物など燃えやすいものは近くに置かないこと。使用後や外出および就寝時には必ず火が消えていることを確認してほしい」と話す。
さらに最近注目されているまきストーブなど煙突がある暖房機器も目詰まりが火災の一因になる場合があるとし、定期的な清掃を呼び掛ける。
同本部のまとめによると、今年は11月末までの市内の火災発生件数は45件。このうちストーブが原因とみられるケースは1件という。
今月は11日から20日まで歳末火災予防運動期間としており、17日には市防犯協会主催の歳末地域安全運動市民集会が市文化会館で開かれ、火災予防を含む呼び掛けなどが行われる予定だ。
















