白老町議会は9日、駅北地区観光商業ゾーン整備・活性化促進特別委員会(広地紀彰委員長)を開いた。この中で町は、駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)で4月1日に開業した観光インフォメーションセンターの来館者数が11月末までの累計で11万7791人に上ったと報告した。
同センターは、地元観光情報の発信や物産販売の拠点で、町が白老観光協会に委託して運営している。来館者数は特に7月12日の民族共生象徴空間(ウポポイ)開業以降に大きく伸び、特別委で町の担当者は「ウポポイ効果が表れている」と述べた。
4月のオープン以降の来館者は1日平均569人で、1日当たり最高人数は9月20日の2418人。センターでの物販販売などの売上額は11月末までに約4380万円となった。
特別委で町は、ウポポイ開業日から10月11日にかけて、毎週土日と祝日にポトロミンタラで展開したロングランイベントについても報告。特産品販売など計32日間のイベントに多くの観光客らが訪れ「イベント開催日、観光インフォメーションセンターに入館した人数は計4万6693人」と説明した。

















