むかわ町議会定例会は10日、本会議を続開し、2020年度一般会計補正予算案など議案11件を原案通り可決して閉会した。同補正予算には、鵡川地区市街地の70歳以上の世帯に対し、防災無線戸別受信機を1世帯に1台無料配布する事業経費などを計上した。
町は新型コロナウイルス感染症対策に関する情報など、防災無線を連日、全町にアナウンスしているが、住民から「家の中では聞き取りにくい」との声が多数寄せられていた。町は11月中に聞き取り調査を実施し、希望のあった70歳以上の242世帯に戸別受信機の無料配布を決定。事業費は約590万円で、このうち150台分に相当する約350万円を地方創生臨時交付金で賄う。
今年度の一般会計は歳入歳出に約830万円を追加し、総額約121億9300万円となった。

















