苫小牧市 IR誘致めぐり道と連携強化、検討内容を報告

苫小牧市 IR誘致めぐり道と連携強化、検討内容を報告

 苫小牧市はカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の候補地について、10日の市議会総合開発特別委員会(竹田秀泰委員長)で、道と情報共有した上で市として市内植苗地区に特定したことなどを報告した。

 市は、道の担当部署の体制が一新した今年度から連携体制を強化。事業者選定に向けては、道が策定する実施方針に▽自然環境の追加調査▽自主的なアセスメント実施▽開発面積は50ヘクタール未満―などを義務付ける規定を盛り込む考えを道と共有している。このうち追加調査では、希少動物のオオタカやクマゲラ、ヒグマなども対象に加えるとした。

 市民理解に関する委員からの質問に、市側は「道が申請手続きに進んだ場合はさまざまな機会を通じ、市民に説明したい」と説明。

 一方、岩倉博文市長が3日の定例会で「自然環境やインフラ整備など、候補地特定に至る課題は全て解決した」と答弁したことに、「(これから実施する追加調査の)結果が分かっていないのに、なぜ解決していると言えるのか」と説明を求める場面もあった。

 市は、オオタカの保全措置で望ましい2営巣期分の調査について、道が国への申請を見送った昨年11月時点は難しかったが、現在は土地所有者から調査結果の提供を受けていると説明。道からも「(これらの)プロセス全体に理解を得ている」と述べた。

 岩倉市長は「今年度に入って(道との)連携基盤が強化され、今日に至っている」と強調。IRについて「アフターコロナを考えると有効な手段の一つになるのでは」との認識を示した。

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