新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、鈴木直道知事が年末年始のあいさつ回りの自粛を求めたことを受け、苫小牧市内の団体や企業などが対応に追われている。当初はコロナ対策を徹底した上、慣例にのっとる動きが主流とみられたが急きょ訪問を取りやめる企業も出ており、あいさつ回りの自粛が広がりそうだ。
市役所はこれまで例年通りあいさつ回りを受け入れてきたが、市総務部は「感染リスクを高める行動は控えなくてはならない。市内の状況を鑑みても、自粛する流れになると思う」とし自粛方針を定める考え。市議会も正副議長による年始のあいさつ回りを自粛する方針を固めた。
トヨタ自動車北海道(勇払)は「あいさつ回りを予定していたが、状況の変化を考慮して自粛する」と説明。当初は基本のコロナ対策を徹底した上、あいさつ回りを「15分以内」「3人以内」など厳しい目安を設けて実施する予定だったが「感染拡大防止が最優先」とし、面会予約取りやめの対応に追われている。
一方、出光興産北海道製油所(真砂町)は4年に1度の大規模定期補修工事(SDM)を終えた報告も兼ねたあいさつ回りとあり、「慣例ではなく必要な業務」という位置付け。10日も幹部が関係省庁を回っている。
担当者は「コロナ対策を徹底し、短時間で報告する」と強調。「コロナ感染防止が第一で、『オンラインあいさつ』も積極的に活用していく」としている。
















