白老町東町の協業民芸で12、13両日、「冬のバザー」が開かれ、手芸品や着物、古布などを買い求める人たちでにぎわった。
家庭で眠っている着物や趣味の手芸品などを持ち寄り、販売するバザーは協業民芸の恒例イベント。会場には、バッグやポーチ、ブローチなど布の手芸品、洋服、着物、古布などが並べられ、お気に入りの品を買い求める光景が広がった。
協業民芸が収集した江戸時代のアイヌ民族の古民具や、戦後日本の占領政策に当たったGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が使用した扇風機など珍しい骨董(こっとう)品も並び、来場者の目を引いていた。
ジャガイモやタマネギなど野菜も人気を集め、協業民芸の斉藤孝延社長は「毎回楽しみにしてくれている人も多い。今後も続けたい」と話した。

















