日本製紙など3団体選出 北国のいきもの 守りたい賞

日本製紙など3団体選出 北国のいきもの 守りたい賞

 道は14日、道内で生物多様性の保全などに関し、優れた活動、模範的な活動を行う企業、団体、個人を表彰する2020年度の「未来へつなぐ! 北国のいきもの守りたい賞」の企業部門に日本製紙(東京)と札幌ドーム(札幌市)、一般部門に舞鶴遊水地にタンチョウを呼び戻す会(空知管内長沼町)を選んだ。「知床の日」の来年1月30日午後2時30分から札幌市中央区のホテルライフォート札幌で表彰式と受賞者による活動発表、写真家石川直樹氏(東京在住)による講演「知床半島~人と自然との出会い~」を行う。

 日本製紙は、絶滅危惧種シマフクロウの生息地を保全するため、日本野鳥の会と2010年に野鳥保護に関する協定を締結し、道内の社有林のうち126ヘクタールをシマフクロウの保護区に指定。15年には道内の社有林におけるシマフクロウの生息地の保全と事業の両立に関する覚書を締結し、生息地と繁殖環境を保全しつつ木材生産を続ける施業の方法と時期を明文化した。シマフクロウの保護と経済活動の両立に努め、そのための基準の明文化など社有林を所有する他の企業への模範となる取り組みが評価された。

 札幌ドームは、近隣小学校との環境学習やイベントなどにおける子供を中心とした環境啓発を継続的に実施し、生物多様性保全に対する意識を高める活動が認められた。

 また、舞鶴遊水地にタンチョウを呼び戻す会は、地域の農家が中心となり、行政などと連携して他地域の取り組みを勉強しながら町民が参加しやすい活動や写真撮影のマナーの啓発など、タンチョウと農業の共生、見守り活動などの実践が評価された。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る