定例会一般質問始まる 老朽化進む公園遊具「対応必要」 白老

定例会一般質問始まる 老朽化進む公園遊具「対応必要」 白老

 15日の白老町議会定例会の一般質問には前田博之氏(きずな)、氏家裕治氏(公明)、長谷川かおり氏(同)、久保一美氏(いぶき)が登壇した。主な質問と答弁は次の通り。

 前田博之氏

 ―2021年度一般会計予算編成の方針は。

 町「固定資産税の評価替えや新型コロナウイルスの影響による税収減が見込まれることから、厳しい予算編成となるのは確実。このため、経常経費には要求上限額制度を導入し、前例にとらわれることなく、必要性や有効性を検証した上で予算要求するよう各課に求めたところ」

 氏家裕治氏

 ―公園施設の長寿命化に向けた現状と課題は。

 町「町内の都市公園の大半が使用開始から数十年が経過し、施設の老朽化が著しい。特に公園遊具は更新期を迎え、利用者の安全性確保や維持管理費縮減の観点から、公園長寿命化計画に基づき改修整備を進めてきた。現在、計画を見直しているが、深刻な老朽化への早急な対応が必要」

 長谷川かおり氏

 ―コロナ禍で高齢者や障害のある町民の孤立を防ぐため、情報取得のためのスマートフォン講座を開くべきでは。

 町「コロナ禍における新たな生活様式では、スマートフォンなどが日常生活の中で大きな役割を果たしている。基本操作に不安がある人のために、自治体主催の講座へ講師を派遣している事業者があり、講座開催について検討したい」

 久保一美氏

 ―民族共生象徴空間(ウポポイ)開業後の産業振興支援について。

 町「ウポポイの開設を見据えて各種交付金を活用しながら、産業振興の支援を行ってきたところ。今後も新規創業、空き店舗活用などの支援事業で引き続き、来町者へのおもてなし環境の整備と地域活性化の取り組みを進めたい」

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