安平町議会定例会が開会 医療機関を経営支援 町地域医療体制連携会議設立

安平町議会定例会が開会 医療機関を経営支援 町地域医療体制連携会議設立

 安平町議会定例会が16日開会した。町は地域の医療機関を守っていくための組織として、役場職員と町内医療機関などからなる「安平町地域医療体制連携会議」を11月に設立したことを明らかにした。

 梅森敬仁氏の一般質問への答弁。町によると、同会議は町長をはじめとする役場各課の担当、町内の医院、歯科医で構成。今年6月に早来医院が閉院し、町内の病院が2カ所になってしまった現状や人口減少に伴う通院者の減少、さらに新型コロナウイルス感染拡大による減収など影響を受ける医療機関を、経営面を含めて支援していく。

 町はこれまでも年1、2回にわたって医療懇談会を開催してきたが、同会議を通じてより踏み込んだ検討をしていく。来年度には渡邉医院(早来大町)が施設の改築などを計画していることも踏まえ、町は「建物もそうだが、検査機器なども含め、必要な支援を講じていきたい」としている。

 このほか来年度の建設を予定している共同墓について、早来・追分両墓地の駐車スペース周辺を活用して5月下旬に着工、9月完成を目指していることも説明した。新たに造る共同墓は、両地区それぞれ650体を収容できるという。

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