むかわ地域商社「M Dino」(エムディノ=遠藤研二代表)は、穂別地区で発掘されたハドロサウルス科の植物食恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)の全身復元骨格(レプリカ)の製造販売受け付けを開始した。国内外の企業・団体などから希望を募り、むかわの名を世界にアピールする。
製造を予定しているのは、昨年夏に国立科学博物館(東京・上野)の「恐竜博2019」で展示した学術的評価が高い既存の型と、インターネットの「クラウドファンディング」で資金を集め、今年9月に完成させた新しい型の2種類それぞれ2体ずつ。北大総合博物館の小林快次教授が監修し、穂別にある製造会社ゴビサポートジャパンが製造を請け負う。販売価格は1体税込み2200万円。別途、輸送、設置費用、保険料が掛かる。
また既存レプリカの無料貸し出し(輸送、設置費などは別途)も合わせて実施。同社は「恐竜ビジネスとして、むかわのPRと地元産業振興の起爆剤になれば」と期待する。
問い合わせは地域商社 電話0145(47)7101、電子メール(mukawa.chiiki.shosha@gmail.com)。

















