社会福祉法人白老宏友会の多機能型事業所ポプリ(有城雅章施設長)で、年末年始に消費が高まる餅の商品作りが盛んに行われている。今月内に作る餅は2トンに上るという。
障害者支援事業に取り組むポプリは毎年この時期、贈答用や正月用などの餅作りを行っている。もち米や黒豆は道産を使用。よもぎ餅には白老や近郊の森林で採集した天然ヨモギを使うなど、すべて道産にこだわっている。保存料や合成着色料は使わず、昔ながらの手法で作る素朴な味わいが人気を呼んでいる。
今年も12月からお歳暮用の餅作りが本格化。もち米を炊いたり、機械で餅をついて裁断したりと連日、施設利用者や職員ら30人態勢で作業に励んでいる。お歳暮用商品の人気は高く、各地から300件ほどの注文が入っているという。
28日と29日には、同法人が運営する大町商店街のベーカリーショップななかまどで「年末年越し餅」を販売。価格は切り餅白(900グラム)が1100円、五穀餅(600グラム)830円など。予約を入れると、あん餅以外の商品は1割引きになる。
予約の申し込みは28日販売分が24日まで、29日分が25日まで。29日は事前注文(24日締め切り)に限り、社台、石山、萩野、北吉原、竹浦、虎杖浜地区を対象に無料配達を行う。問い合わせ、予約は同店 電話0144(82)6677。
初売りの来年1月6日には同店で数量限定の福袋を販売。餅つき体験も行う。当日の営業時間は午前11時から午後5時。

















