車いす用トイレ設置59・4% 道内公立校 バリアフリー化調べ 文科省

車いす用トイレ設置59・4% 道内公立校 バリアフリー化調べ 文科省

 道教委は、文科省が実施した「学校施設(校舎・屋内運動場)バリアフリー化の状況調査の結果(2020年5月1日現在)」を公表した。道内の公立小中学校1555校で校舎に車いす使用者用トイレの設置率は59・4%で、全国平均(65・2%)を5・8ポイント下回った。このうち要配慮者の児童生徒や職員が在籍する小中学校では73・4%、校舎が避難所に指定されている小中学校では60・2%だった。

 高齢者や障害者などの円滑な移動促進に関する法律「バリアフリー法」の改正(21年4月施行)を踏まえ、学校施設のバリアフリー化推進に向けた実態把握のために全国の公立小・中学校、特別支援学校などを対象に車いす使用者用トイレの設置、スロープによる段差の解消、エレベーター設置などバリアフリー化の状況、バリアフリー化整備計画の策定状況などを調べた。

 スロープによる段差解消では「門から建物まで」が75・2%(1169校)、「昇降口・玄関から教室・アリーナまで」が63・5%(988校)、エレベーター設置は21・5%(335校)だった。

 公立特別支援学校の校舎(70校)では、車いす使用者用トイレの設置は100%、エレベーター設置は95・7%(67校)、スロープによる段差解消で「門から建物まで」が88・6%(62校)、「昇降口・玄関から教室・アリーナまで」が87・1%(61校)。

 屋内運動場の車いす使用者用トイレの設置は95・7%(67校)、スロープによる段差解消は「門から建物まで」が70・0%(49校)、「昇降口・玄関から教室・アリーナまで」が80・0%(56校)、エレベーター設置は95・7%(67校)だった。

 バリアフリー化に関する整備計画の策定は、180設置者(道、市町村)のうち5・6%(10設置者)にとどまり、全国の14・9%を下回っている。

 道は、バリアーフリー化推進について「21年度から国庫補助率が3分の1から2分の1に引き上げられる。国が示す整備目標案に向け、市町村に国の支援など必要な情報を提供したい」としている。

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