20年苫労基署管内 労災は527件、死亡は2件

20年苫労基署管内 労災は527件、死亡は2件

 苫小牧労働基準監督署がまとめた2020年の管内(東胆振1市4町、千歳市)の労働災害発生状況(速報値)によると、4日以上の休業を伴う労災は前年比68件増の527件となった。卸売・小売業、清掃業、木材木製品製造業などが増えた。死亡労災は11月末まで0件だったが、12月に2件発生。過去10年で最少だった11年と昨年の3件を下回っている。

 事故の内訳は、転倒118件、墜落・転落108件、無理な動作などによる事故が71件、挟まれ・巻き込まれ事故が62件などだった。

 死亡労災はいずれも交通事故によるもので、千歳市駒里の市道でフォークリフトが路外に落ちて横転し、運転していた男性(42)が亡くなった。また日高町では凍結路面で滑り、対向車の大型トレーラーと衝突したタンクローリーの男性運転手(52)が死亡している。

 同署は現在、北海道冬季ゼロ災運動を3月末までの期間で展開中。冬特有の事故として、▽凍結などによる転倒▽自動車のスリップ▽吹雪による視界不良時の事故▽除雪作業に伴う墜落▽屋内で暖房器具使用による一酸化炭素中毒―などを挙げる。

 担当者は転倒防止策として歩幅を狭めてゆっくり歩くよう推奨。高所の除雪は作業手順を決め、安全帯を使うなど対策を取るよう呼び掛けている。

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