「牛」にちなんだ作品の人気投票、市美術博物館も参加

「牛」にちなんだ作品の人気投票、市美術博物館も参加
干支コレクションアワードで紹介中の「春と修羅 牛」

 苫小牧市美術博物館は全国の美術館や博物館などの情報サイト「インターネットミュージアム」上で行われている人気投票企画、干支(えと)コレクションアワードに参加中だ。今年の干支にちなみ、各館が所蔵する牛にまつわる作品をサイトで紹介し、閲覧者が好きな作品に投票するという企画。同館は版画家・佐藤国男さんが手掛けた「春と修羅 牛」という作品を紹介している。

 同作は、岩手県の花巻農学校の教師だった宮沢賢治が修学旅行の引率として1924年5月に苫小牧を訪れた際に目にした情景の詩をモチーフにした版画。詩で表現された、月に照らされる牧歌的な浜辺の風景と近代的な工場が対照的に描かれており、2014年に開かれた同館の企画展に合わせて制作された。

 今年の干支コレクションアワードでは全国各地の美術館や博物館、資料館などから82点がエントリー。絵画や版画、絵皿や人形のほか、牛柄のフェイクファー(人工毛皮)をあしらったバッグや正面から見ると牛の顔のように見えるウシヅラヒゲナガゾウムシという虫など、各館えりすぐりの所蔵品が並ぶ。

 投票期間は28日まで。「春と修羅 牛」は13日午前10時半時点で180票を集めて第5位。市美術博物館の担当者は「誰でも1日1回投票できる。市民の皆さんにも応援してもらえれば」と話している。

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