賢治の遺品など展示 17日まで回顧パネル展-詩の世界館

賢治の遺品など展示 17日まで回顧パネル展-詩の世界館
1975年に開かれた賢治展で並んだ資料を展示する会場

 北海道宮沢賢治展が17日まで、苫小牧市王子町の私設文学館「斉藤征義の宮沢賢治と詩の世界館」で開かれている。1975年に苫小牧など道内7カ所で開かれた宮沢賢治展を回顧するパネル展。賢治研究者として知られる故斉藤征義さんの3回忌に合わせ、斉藤さんと賢治研究の関わりも紹介している。

 展示品は、斉藤さんが75年の賢治展の開催に当たり、岩手県に住んでいた実弟の清六さん(故人)から借り受け、後に譲り受けた賢治の遺品や関係資料のレプリカなど27点。

 筆跡、形状、紙の材質が精巧に再現された賢治の原稿の複製品をはじめ、当時の賢治展に並んだ貴重な品々がある。苫小牧で会場となった鶴丸デパートの新聞広告や開催を伝える新聞記事も並んでいる。

 同館の丸山伸也館長(68)は「北海道の賢治研究の道を開いたと言ってもいい、斉藤征義の貴重な資料を見に来て」と呼び掛けている。

 斉藤さんは1943年、帯広市生まれ。詩人で元苫小牧民報社記者。99年詩集「コスモス海岸」で北海道詩人協会賞。賢治研究の拠点になっている宮沢賢治学会(岩手県花巻市)で副代表理事を務め、2019年1月6日、75歳で亡くなった。

 入館料300円、同館後援会会員は無料。午前10時~午後4時。斉藤さんが北海道における賢治研究の礎を築いたことを示すパンフレットも販売しており、問い合わせは丸山館長 携帯電話080(8746)6558。

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