集中対策期間1カ月延長 緊急事態宣言 要請基準を明確化 道が方針

集中対策期間1カ月延長 緊急事態宣言 要請基準を明確化 道が方針
道議会保健福祉委員会で現在の感染状況を説明する保健福祉部幹部=13日午後、道議会議事堂

 道は、新型コロナウイルス感染防止対策として15日までとしていた「集中対策期間」を2月15日まで1カ月延長する方向で最終調整に入った。直近1週間の新規感染者が人口10万人当たり25人(13日時点で21人)を超えた場合に、国に緊急事態宣言を要請する方針も固めた。正式には14日午後に開く感染症対策本部会議で決定した後、夕方に鈴木直道知事が記者会見し詳細を発表する。

 道は昨年10月28日に独自の警戒ステージを「1」から「2」に引き上げ、2週間の集中対策期間を設定。その後、11月7日にステージ「3」(札幌市は「4相当」)への引き上げと11月27日までを集中対策期間としたが、感染拡大に歯止めがかからず、12月11日まで延長。これ以降も12月25日まで、1月15日までと集中対策期間の延長を繰り返し、次が通算5度目の延長。2月15日まで延長されれば、道内の対策期間の継続は約3カ月半の長期にわたることになる。

 現在の集中対策期間で道は▽札幌、旭川市内で感染リスクを回避できない場合の不要不急の外出自粛▽札幌市内の接待を伴う飲食店に午後10時までの営業時間短縮―などを要請している。今回延長に当たっては、札幌、旭川市の外出自粛のうち、感染が抑制傾向にある旭川市を解除。札幌の接待を伴う飲食店に対する時短要請を継続した上で、16日以降はススキノ地区の全ての飲食店に午後10時までの時短要請をする方針も固めた。

 この他、国が7日に首都圏1都3県(東京都、神奈川、埼玉、千葉県)に発令した緊急事態宣言対象地域について、既に不要不急の往来自粛を道民に求めているが、13日に追加された7府県(栃木、岐阜、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡)に対しても同様の措置を取る見通しだ。

 道の原田朋弘保健福祉部次長は、13日に開かれた道議会保健福祉委員会で現在の道内の感染状況を説明。「新規感染者数は増加傾向に転じて、入院患者数も依然として高い水準。医療提供体制の負荷が掛かり続けており、予断を許さない状況」とした。さらに15日までの集中対策期間の取り組みの徹底とともに、「その後(16日以降)についても専門家の意見を伺いながら、必要な対策を講じて感染者数の減少を確かなものにすることが必要だ」との認識を示した。

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