苫小牧市内では今月に入ってからの厳しい冷え込みで、住宅などの水道管が凍結するトラブルが相次ぎ、12日で1000件を超えた。1カ月で1000件を超えるのは2018年2月の1260件以来。市上下水道部は適切な水抜きと注意を呼び掛けている。
水道管凍結件数は12日時点で1077件となり、前年1月の68件を大幅に上回った。今年1月は▽1日45件▽2日127件▽3日131件▽4日266件▽5日125件▽6日132件▽7日78件▽8日18件▽9日30件▽10日56件▽11日63件▽12日6件で、13日も午後2時半時点で10件ほどの相談があったという。
同部水道管理課は、共同住宅に住む一人暮らしの若い人たちは実家が高気密高断熱住宅の場合が多く、水抜きをしなくても大丈夫という意識があるとみており「洗濯機や風呂場は小まめに水を出すことも大切」と助言する。マンション上階の空き部屋で水道管が凍結して破裂、帰宅すると部屋が水浸しでホテル住まいを強いられたという人もおり、空き屋や空き部屋を持つ人に水抜きと水道メーターのチェックを呼び掛けている。
水道管の凍結は▽休日▽真冬日が3日以上続く▽最低気温が氷点下15度以下▽平均気温が氷点下10度以下―などの条件で起きやすい。同部は動画投稿サイト「ユーチューブ」の公式チャンネルで水抜き方法を実演する動画を配信したり、無料通信アプリLINEで凍結しやすい環境になる前の注意喚起や水道に関する情報発信を行ったりしている。八木康年水道管理課長は「正しい知識を身に付けてトラブルを未然に防いでほしい」と話している。
室蘭地方気象台によると、16日は寒さが緩むものの18日以降は再び冷え込みが強くなり、「苫小牧では最低気温が氷点下10度近くまで下がる可能性もある」と注意を促している。
















