道発注の農業土木工事をめぐる官製談合事件で、道警は13日、入札情報を漏らした見返りに親族宅の工事費を落札業者に負担させたとして、道農政部農地整備課主任の山田修容疑者(36)=札幌市東区、官製談合防止法違反罪などで起訴=を加重収賄容疑で再逮捕した。また、落札業者の北海土建工業(苫小牧市栄町)元社員の谷口修容疑者(55)=同市桜坂町、公契約関係競売入札妨害罪で起訴=を贈賄容疑で再逮捕した。道警は容疑に対する2人の認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は、2018年4月に行われた厚真町の農業土木工事の一般競争入札をめぐり、胆振総合振興局農村振興課農地整備係の主任だった山田容疑者が、予定価格算出の基礎となる工事価格を谷口容疑者に漏らした見返りに、19年5~6月ごろ、親族宅の庭の舗装工事(約100万円相当)を同社の取引業者に十数万円で施工させた疑い。
工事費の十数万円は山田容疑者の親族が、残りの九十数万円は同社が取引業者に支払ったとみられ、道警はこの差額が賄賂に当たると判断した。道警は13日夜、道庁本庁舎や室蘭市の胆振総合振興局、北海土建工業などを家宅捜索した。
胆振総合振興局には捜査員6人が捜索に入り、同日午後7時半ごろ、押収した資料を詰めたとみられる段ボールを車に積み込んだ。北海土建工業でも同時刻ごろ、5人ほどの捜査員が捜索を終え、車に乗り込んだ。
















