ディノスシネマズ苫小牧 全座席でコロナ対策、抗菌・抗ウイルス化 「安心、安全を第一に」

ディノスシネマズ苫小牧 全座席でコロナ対策、抗菌・抗ウイルス化 「安心、安全を第一に」
全座席の光触媒コーティングを行ったディノスシネマズ苫小牧

 苫小牧市柳町の映画館ディノスシネマズ苫小牧が昨年末、新型コロナウイルス感染予防対策の一環で全ての座席で抗菌・抗ウイルス化を行った。最近では国内興行収入1位となった人気作の劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」を上映し、大きな反響があったことから、マスク着用や小まめな換気などと合わせて安全に鑑賞できる環境を整えて来館者を迎えている。

 同館が導入したのは光触媒技術を使った座席のコーティング。光が当たると強力に酸化し、接する有機物を分解するといい、抗菌および抗ウイルス作用があるとされる。医療機関や学校、公共施設などでは以前から用いられており、同館も着目。昨年12月末にスタッフらが手分けしながらスプレーでコーティング剤を吹き付ける作業を行った。

 同館では二酸化炭素の濃度や温度を感知して自動換気するシステムを感染症対策に活用。来館者に対してはマスク着用を徹底してもらうとともに、館内各所に手指消毒液を置くなど感染症対策を講じてきた。

 世界中でコロナ流行が始まった昨年2月以降、国内の映画業界は作品の公開延期が相次ぎ、供給作品も減少。同館もあおりを受け、客足が激減した。ただ、昨年10月に封切りとなったアニメ映画「鬼滅の刃」の爆発的な大ヒットで同館も来館者数が回復。年明け以降も人気は継続し、何度も観賞したり、多世代で訪れたりしているという。

 同館の杉保智支配人は「映画業界もコロナ禍で大きな影響を受けたが、作品に支えられて少しずつお客さんが戻りつつある。安心、安全を第一にできる限りの対策を進めながら、楽しい時間を提供したい」と話している。

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