≪16≫桜坂町町内会 災害に強い新しい町

≪16≫桜坂町町内会 災害に強い新しい町
町名の由来になったサクラ並木の坂道と冬のイルミネーション(提供)

 1990年代に分譲が始まった糸井グリーンヒル地区が前身。海が見える望洋台北・南公園は海抜52・8メートルの高さにあり、津波に強い町内会と言える。

 2002年11月からグリーンヒル自治会を改称し、現在の名になった。町の入り口に当たる坂の両側に植えられた桜並木が由来。地域住民の思いから、平野部が多い苫小牧市で初めて「坂」が付くことになった。

 新しい町であることから新建築基準に沿った耐震構造の家屋が多く、災害に強いのが自慢。樽前山や苫小牧沖を一望できる豊かな自然風景を堪能できるのも、この地域の特徴だ。

 今年はコロナ禍で中止になったが、創立当初から毎夏、バーベキューを実施してきた。冬(12月~翌3月)には7年ほど前から、シカよけと癒やしの一石二鳥を狙って、町の入り口に約4000球のイルミネーションをともしている。

 ■次回(27日)は双葉町町内会です。

メ モ

▽1993年4月創立

▽加入世帯数435世帯(昨年12月末現 在)。加入率96・2%

▽菅原隆会長

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