人口減 全自治体で続く 12月末 日高管内7町

人口減 全自治体で続く 12月末 日高管内7町

 住民基本台帳による昨年12月末現在の日高管内7町の人口(外国人を含む)は6万4329人で、2019年12月末に比べて1248人減(約2%)となった。人口は全自治体で減少し、浦河町は1万1998人で昨年3月末以来の1万2000人台割れとなった。

 男女別は男が3万1736人、女が3万2593人。世帯数は3万3678で、1世帯当たり1・9人となる。

 管内で最も人口が多いのは新ひだか町の2万1866人で、前年比1・7%の減少。同町は10年時点で2万5000人台半ばだったが、以後年平均300人以上の減少が続いている。

 最も人口が少ない様似町は4125人で、約2・5%減少した。人口のピークは1955年の1万163人で、当時より6割近く減少したことになる。約100年前の1920(大正9)年の第1回国勢調査時の人口(4273人)を下回った。

 1年間の人口減少数は、新ひだか町の370人を最大に、日高町が269人、浦河町は168人、平取町138人、えりも町106人、様似町105人、新冠町92人。減少率は浦河町が約1・4%、新冠町と新ひだか町がそれぞれ約1・7%と1%台にとどまったほかは、いずれも2%台。最も高かったのは平取町で約2・9%だった。

 日高管内の人口のピークは60年の12万3095人(国勢調査)。管内の人口はこの60年間で半減し、30年(同)の6万2338人に近い水準となっている。

 各町の2020年12月末の人口は別表の通り。

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