東京オ五輪・パラリンピックで、日高町がウズベキスタンのホストタウンに登録されることになり、交流事業を進めるための調印式が19日、オンラインにより日高町役場会議室で開かれた。
馬術種目が含まれる近代5種競技に出場するウズベキスタンの選手団を五輪後に受け入れる。日高町は国内生産頭数約80%を占める日本一の競走馬生産地ということもあり、選手は道営競馬を観戦したり、町民と交流したりする。道内では14の自治体がホストタウンに登録される見込みだ。
式では、大鷹千秋町長とウズベキスタン近代5種競技連盟のバフラムジョン・ガジエフ会長がテレビ電話の前でそれぞれ合意書に調印した。
大鷹町長は「5種目には乗馬も含まれており、日本での開催が大いに楽しみ。全力で競技に臨み、その後はのんびりと日本を楽しんでもらいたい」とあいさつ。バフラムジョン会長は「わが国では自国のほかドイツ、英国からの軽種馬を飼育、調教しており、馬を通じての文化、伝統交流に期待感が募る」と今後の友好関係を期待した。
この後、門別競馬場の木村良事務局長により、競走馬の出生からレースデビューまでの動画を紹介。地元としての歓迎の気持ちをウズベキスタンの関係者に伝えた。
合意書は後日、郵送で取り交わされる。

















