日本将棋連盟の苫小牧支部長で、北海道支部連合会幹事長を務める苫小牧市内在住の中條範広さん(45)が、同連盟公認の棋道指導員の資格を取得した。道内在住者としては4人目の快挙で「名誉ある資格を頂き感無量。今後も日本の伝統文化の将棋を後世に伝えていきたい」と意欲を語っている。
中條さんは1993年に将棋のアマチュア5段を取得。市内や室蘭市でのボランティア指導員を経て、2011年に同連盟苫小牧支部を立ち上げた。将棋教室や各種大会などを通し、25年近くにわたって将棋の普及活動に貢献してきた一人だ。
同連盟公認で、将棋の普及推進という役割を持つ指導員は4段階に分かれており、20年11月17日現在で全国に4人いる「棋道正師範」を最高位に、「棋道師範」(28人)、「棋道指導員」(104人)、「将棋指導員」(942人)。全国では合計1078人が活動している。
このうち将棋指導員は、アマ三段以上の実力があることなどが条件となっているが、中條さんは13年にこの認定を取得済み。昨年11月に道支部連合の工藤学会長から推薦の下で役員会で審査が行われ、苫小牧市内では伊沢一男さんに次いで2人目となる棋道指導員の認定を受けた。
中條さんは今回の昇格について「長年続けてきた普及活動の情熱が認められたのだと思う。大変ありがたい」と笑顔で語り、資格証を手にしながら「推薦者の期待に応えられるよう、苫小牧を中心に指導員や段位取得者を育てていくことができれば」と気を引き締めている。
















